読まれるブログ記事は、「web検索している人の欲求に対して、答えを提示出来ている記事」だと言えます。↓その辺の事については別記事にまとめているのでそちらも見て下さい!↓

そこで肝心な事は、書いているブログ記事が「誰の」欲求に答えるものなのかという事です。
この考え方は…ブログを始めたばかりで、「どんな記事を書こうかな~」、「思いついた事を適当に書いているだけ~」という人や、私のようにPVを伸ばしたい人にとってはとても良いヒントになるのではないでしょうか!
読まれる記事を書いている人は、自然とこれが出来ていると言われています。
これを意識する事で記事の内容や書き方も変わってくるのでは?
これこれ言ってますが、つまり、自分の記事が「誰かの欲求」の「誰か」に本当に向けられているのか!を意識し直す必要があるという事です。
「誰か」の欲求に答える!その「誰か」を想定する【ペルソナ】【セグメンテーション】
ブログ記事を書く上で重要な事として、著名なブロガーさん達は口をそろえてこう言います。「ペルソナを意識しろ」
ペルソナとは…「仮想顧客」だと私は解釈しています。
ペルソナは心理学では、カール・グスタフ・ユングの概念で「人間の外的側面」であると意味づけられています。
出典元:Wikipediaより
何を言っているのか意味が分かりません…
マーケティング分野での「ペルソナ」はサービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティング関連において活用される概念とされています。
出典元:ferret/いまさら聞けなペルソナとはより
簡単に言ってしまえば、仮想したお客です。
物を売ろうとするとき、「誰に」という事を意識する事がマーケティングにおいて重要ですが、その「誰(顧客)」をより具体的に想的する事を「ペルソナ」という事ができます。
どのくらい「仮想の顧客」を想定するのかというと、「男性」「20代」…という漠然としたものではなく。
ここまでみっちり、場合によってはこれ以上に具体的に人物像をリアルに設定する事が「ペルソナ」とされています。
読まれるブログ記事にする為には、ここまで細かく設定する事が、ブログで収益化を行う為に必要なマーケティング知識だと言えます。
自分のブログ記事を読んでもらうという事は、自分の商品を手にとってもらう、という事に似ているので、やはりマーケティングの知識は多少なりとも必要なんだと思います。
前置きが長くなりましたが、ここからはセグメンテーションについてです。ペルソナを設定するという事は、セグメンテーションする事であるとも言えるかも知れません。
セグメンテーションとは、顧客を分ける事です。
経営の分野で言えば「顧客」…ブログ運営に関して言えば、「読んで欲しい人」になると思いますが、それをカテゴリーごとに分類した顧客グループを「セグメント」と言いいます。
どのセグメントを狙うか、狙った顧客を「ターゲット」と言います。
簡単な略図で表すと以下の様になると思います↓。

セグメンテーションはERG理論を満たす為
なぜセグメントに分ける必要があるのかというと、ERG理論の考え方で顧客(読んで欲しい人)に対して訴求する事ができるからです。
ERG理論とは、アルダファーが提唱する概念で、経営において人間は3大欲求によって行動するという事です。
ERG理論とは何か…
これだけでは何の事か分からないので、かみ砕いて行くとこういう事になります。
…人によってどの欲求を満たしたいのか、状況によっても大きく異なります。
簡単に言ってしまえば、人によって求めている物(満たしたい欲求)は時と場合によって違うという事。
求めている人に、ベストマッチを提供する!その為にセグメンテーションが必要なのです。
この理論を頭に入れておかないと、経営では売れない、ブログだと、読んでもらえないという事です。
例えば、いくらこのブログを読めばおしゃれになれますよ~と言っていても、自分の嗜好に合わないセンスのブログ記事は読まないですよね。
セグメンテーションの方法は二通り
セグメンテーションの方法には、いくつか方法がありますが大別すると以下の二通りになると思います。
①人口統計的に分ける
性別、年齢、居住地域、子供の有無、等、アンケートで記入するような内容です。
上記の略図の様な分け方が「人口統計的」なセグメンテーションの方法になると思いますし、より細かなペルソナ設定が可能、ターゲットを絞る事ができる方法であると言えます。
②ベネフィットで分ける
顧客にとっての価値で分けるという事です。
どういう事か…
例えば服を買いたい人がいるとします。ですが人によって、服を選ぶ基準は異なります。
服を買う人によって、ベネフィットは異なるという事です。
値段で選びたい、着心地で選びたい、デザインで選びたい、ブランドで選びたいと言った様に、人によって価値は異なりますよね。
こういったように、ベネフィット(価値)で分けるという方法もあります。
ここでERG理論も少し説明できると思います。
値段や着心地で服を選ぶというのは、自己で簡潔する事なので、自己欲求という風に分けれられると思います。一方、デザインやブランドというのは、他者からどう思われるかという意識も働いている事を考えると、社会欲求という風に捉える事ができると思います。
このように、ベネフィットで分けるという事は、ある程度含みを持たせたセグメンテーションに対しての訴求が可能であると言えます。
それぞれをブログのタイトルに落とし込んで考えてみると…
セグメンテーションするとタイトルはこうなる!
①の統計的な分け方でセグメンテーションをすると…
〇20代男性にお勧めな時計ブランド10選
〇関東地方在住にお勧めなリタイア後の賃貸情報
と言ったように、人口統計的にセグメントしたターゲットに絞ったタイトル付けになると思います。
②のベネフィットでセグメンテーションしたタイトルを考えてみると…
〇夏に快適な機能性Tシャツを比較してみた!
〇月額利用料がお得なレンタルWiFIはココ‼各社料金のランキング発表!
あくまでも一例としてこのようなタイトルが思いつきましたが、①の人口統計的な分け方とは違い、ベネフィットでのセグメンテーションでは「比較」や「ランキング」等の記事タイトルになるのではないでしょうか。
セグメンテーション・ペルソナの設定で記事タイトルは変わってくる!
上の問の答えは何だと思いますか?
答えは一応「2」です。この人がどんな設定なのかにもよって大きく変わってきますが、この人は「機能性の良いT-シャツ」を求めているので、1、3よりも2の記事タイトルの方が訴求性が強いと言えるのではないでしょうか。
もし、この人が「高いものよりも安いものが欲しい」「人からの見た目は関係なく、自分の着心地を優先した」そんな人物設定であったとしたら、当然、自己欲求を満たすような記事タイトルになっていく事だと思います。
ブログを読んでもらう為には「セグメンテーション」が必要な事が少し分かったと思いますし、私自身も少し分かった様に思います。
この、ペルソナ設定、セグメンテーションを行う、これだけの事で他の記事と差がでると思うのです、皆さんはどう思いますか?
これからの記事作成、皆さんも「セグメンテーション」「ペルソナ設定」意識してみませんか?